※筒井家潜入 1日目「平井寒さに凍える」
筒井家潜入 2日目「毛布がなければコートを買えばいいじゃない?」
の続きです。
土曜日、銭湯に行って、夕飯を食べて、筒井家に戻ってきて、時間は1時頃。
でもまだ寝るわけではない。その前にどうしてもやらないといけないことが!
それはもちろん競馬予想だ。平井さんはコレで6万円オーバーのコートを
購入するかどうかが決まってくるし、俺や筒井も翌日の夕食に関わるからである。
そんなこんなで寝たのは2時過ぎかな?
この夜は平井さんも、筒井さんにフリースのブランケットを借りてたから、
それなりに快適に寝れたらしく、翌朝起きたときにはすでに平井の姿はなかった。
独り早起きをして、競馬場へと単身遠征していたのである。
こういう時の行動力には凄まじいものがあるね。
俺が一緒にいるツレを放置して単独行動に走ったのなんか、京子と修羅場った
ときぐらいのもんだからねぇ。俺のものさしで言ったら、平井にとっての競馬は
それと同じレベルの出来事ってことになるけど、どうなんだろね?
それに次いで目を覚ました俺と筒井さんでしたが、筒井さんは美容院の予約を
入れてあったらしく、俺はひとりで筒井家にお留守番。
筒井が一人暮らししてたときと変わらない対応なのは個人的にビックリです。
そこはまぁ、リビングとトイレと洗面所ぐらいにしか立ち入らないから
って事なんだけど、新居にひとりでお留守番は意外な展開でしたよ。
筒井と平井が戻ってきたのは正午頃のこと。
その間俺はでっかいHDテレビで「いい○も増刊号」を堪能してのんびり。
3人が揃うと、今後の展開を考え始めたけど、相変わらずのノープラン。
とりあえず金曜からチラホラと話題に出ていた温泉が有力で、それをどうやって
彩って楽しい一日にするかっていうコンセプトである。
とりあえずは昼食にラーメンを選び、筒井家を出発。
もちろんその後のプランはまだ何も決まっていない。
ラーメンを話しながら決まったのは、俺と平井が買い物中になんとなく
話していた「卓球温泉プラン」を軸にすること。
せっかく温泉に行くんなら、体動かして汗かいて、温泉をより充実させよう
っていうプランだ。
甘さを引き立たせるために塩を加えるっていう、うっかり手を出しちゃった物
ランキングで堂々の1位に輝いた「塩スイーツ」みたいな感じである。
ただ、卓球温泉をそのまま実行するのにはムリがある。
卓球ができる温泉に行くのには、時間と距離がかかりすぎるのだ。
そこで考えられた妥協案は「卓球温泉」じゃなくって「卓球と温泉」にすること。
卓球は卓球で楽しんで、その後温泉施設に行こうってなわけだ。
そんなわけで向かったのはRAUND1。
しかし目当ての卓球ができるスポッチャは予想外の混み具合。
受付の時点で行列を目にした俺たちは、あっさりとボーリングに方向転換する。
そのままボーリングを2ゲーム楽しんだのだが、1ゲーム目は平井さんが
スタートダッシュを決めるも、最終的に筒井さんに追いつかれ、
俺は相変わらずの低迷っぷり。
2ゲーム目はまさかの接戦で、9フレーム目までは3人が3点差で並んでいた。
しかも最後は1ピン差で平井さんと筒井さんが争うという好ゲーム。
ちなみに勝者は平井さんでございました。
ただ、機械の不具合かなんかで、ピンをセットする時点で10ピン揃って
いないって事態がかなり多発して、時間はけっこうかかりましたね。
2ゲーム目の接戦も115点ぐらいでの接戦だったから、筒井と平井が
ペースを乱され、俺がマイペースに得点していった感じだろう。
ボーリングを終えるとすでに16時過ぎ。
俺たちはそのまま目星を付けていた「竜泉寺の湯」(だっけ?)に向かった。
ここは俺たちの好きな炭酸の湯と、前日断念した岩盤浴とマッサージがあって、
そこが俺たちの選択ポイントになっていた。
到着してみると駐車場はいっぱい。満車ではなかったものの、空いていたのは
けっこう奥の方の駐車場でした。
中に入ると入浴と岩盤浴のチケットを購入して、まずは軽くひとっ風呂浴びて
館内着に着替えて岩盤浴へ向かいつつ、マッサージの予約をすることにした。
マッサージには美容系と接骨系とタイ古式の豊富なバリエーション。
とりあえずタイ古式の受付に行って、接骨とどう違うのかを聞いてみると、
対応してくれたタイ人(?)のお姉さんは、疲れにはタイ古式がお勧めだと言う。
そこでタイ古式に照準を合わせると、さらには30分コースと60分コースで
検討を進める。お姉さんは60分の方がそりゃ~いいに決まっていると言うが、
お値段の方は10分×1000円+αぐらいだから、30分コースでも
4000円弱になる。
悩みながらも「30分のコースに気合を入れてやってもらおう」ってことで、
3人揃って30分コースを予約。
時間的には17時過ぎだったから、1時間半後ぐらいかなぁってことで
19時に予約を入れることにしたんだけど、もっと遅くしておけばよかったね。
岩盤浴を堪能していうるといつの間にか18時半近くになってて、
名残惜しみながらも浴場へ移動することになった。
浴場に移動したら今度はその混み具合にやられましたね。
俺はそうでもなかったんだけど、筒井さんは回りではしゃぐ子どもたちには
さすがにちょっとイラっとしたって言ってたっけ。「そんなに動き回ったら、
湯の炭酸がぬけるだろうが」と心の中で吠えていたらしい。
時間もなかったから、続いてマッサージルームに移動。
俺は露天風呂に移動したタイミングが悪くって、ちょっと遅刻しちゃったっけ。
急いで追いかけると、途中でマッサージのチケットを買い忘れたりしてドタバタ。
タイ人のお姉さんには「あらあらこのコは」みたいな目で見られちゃいましたよ。
マッサージは高反発マットみたいなのの上に、「く」の字になった器具が
置いてあって、その器具には丸い穴があいている。
そこにうつ伏せになって、穴に顔をはめ込んで寝っ転がるのである。
上体をそらした感じでうつ伏せになるわけだ。
で、その状態でマッサージが始まるんだけど、基本は上から押さえつける感じ。
腰のあたりからグイグイ押さえつけられつつ肩の方に圧力が移動してくるたびに、
「ぐぇ」っていう声が出そうになってしまう。
そこに関節をグリグリやられたり、伸ばされたりするようにストレッチのような
マッサージが加わる。
このストレッチみたいな動きがタイ古式の特徴になる。
コレが痛いんだけど効いてる感じがするんだよね。
実際にマッサージが始まると、30分コースにしたことを軽く後悔したもの。
しかしストレッチって言っても部活なんかでやる柔軟体操とは一味違う。
マッサージ師にプロレス技をかけられているような勢いと言っても過言ではない。
腰とか背中を伸ばしたりひねったりっていう動きのときなんか、
冗談抜きで卍固めみたいな感じだったからね。
「力抜いてください」って言われて、技をかけられるように腕を肩に
かけられたり、足で腕を固定されたり、マッサージ師のお姉さんはおろか、
自分がどういう体制になっているのかすら把握できない複雑な体勢になる。
指圧だって、ただの指圧じゃないよ。
うつ伏せになった状態で寝てる俺の上をまたぐような体勢で、
俺の肩のあたりにマッサージ師の腕が置かれる、……かと思ったら
圧迫されたのは予想外に背中のあたり。つまり膝で指圧するわけだ。
もうそれは「指圧」ではないよね。だって「膝圧」だもの。
そして、ハタから見てたらずいぶんと恥かしいポーズなんかもとらされました。
だってうつ伏せで力を抜いた状態で、股を開かされるだけでもかなり恥かしい
体勢になると思うのに、さらにそこからストレッチさせるわけだからね。
たまにマッサージをしてくれてるタイ人のお姉さんたちの雑談と笑い声がして、
マッサージしながら何かあざ笑われているような感じがしたね。
マッサージをするマットは4つ並んでて、そのうちの3つを俺たちが占拠し、
残りの1枚には知らない人がいたんだけど、マッサージをされている方は
うつ伏せで身動きも取れないから、自分も回りもお互いにどういう体制に
なっているのかはわかんなくって、その状況がよけいに不安感を煽っている。
まな板の上の鯉っていう心境にならないとあのマッサージは受けれないかもね。
もともと知識として知ってたら敬遠してたかもしれないよ。
ただ、「痛い」って言っても効いてる感じのする痛みだし、体もほぐれて
気持ちいいことは確かだもんで、つぎに挑戦するとしたら60分コースだな。
マッサージ後にはそのまま帰路につくことになって、もちろん車中の話題は
マッサージの感想で盛り上がってたんだけど、お互いに「このドMが!」って
ツッコミを入れあうような会話も出てたっけ。
麻生:あそこまで体ほぐしてもらえるんなら、やっぱり運動した後の方が
効果はでかかったかもしれないね。
筒井:いやぁ、体を酷使してからっていう発想はMですなぁ麻生さん。
平井:肩とか「えっ?!」っていう方向に持ってかれたよね?
麻生:関節技かって言うような伸ばし方されたもんな。
平井:あれが効いてるんだからビックリだよ。
筒井:「俺に関節技をかけてくれ」と。平井さんも言いますなぁ。
平井:いやいや、そうは言ってないだろう。
麻生:あとマッサージ中に笑ってるのが気になったよね?
変なかっこうにさせられてんじゃね?大丈夫?って思ったよ。
筒井:あぁ、たぶんアレは俺の体制を笑ってたな。
平井:見られたい気持ち満々じゃないっすか?
で、結局のとこの「竜泉寺の湯」の総評は、かなり高いものとなりました。
まず大好物の炭酸泉が一番でっかい浴槽だったことと、露天風呂も広かったこと、
岩盤浴+入浴で700円っていうコストパフォーマンス、そして一同大絶賛の
タイ古式マッサージと。
ムリなのはわかっているけど、マッサージがもっとお手ごろ価格だと
評価はもっと上がるんだけどなぁ。
個人的には受付のお姉さんも好みで、ちょっと幸せ気分だったし♪
これだけの充実っぷりだからしょうがないとは言え、あの混み具合だけ
なんとかなればなぁ。(帰る頃には駐車場もすいてきてたけど)
悔やまれるのはあれが日曜日だったことですゎ。
もし土曜日だったら、もっとゆっくり堪能できたのに…
最後に夕飯。
ボーリングやって、岩盤浴でリラックスして、炭酸泉で汗を流して、
マッサージで疲れを癒して…ココまでやってくどい食べ物を食べる気分には
ならなかったもんだから、夕食は寿司に決定。
しかも、ここまで贅沢に来たならってことで、高いけど美味いっていう
回転寿司に行くことが決定。
3人ともだいたい10皿ぐらいで2500円~ってなお値段だったかな。
昼は「何する?」って言ってグダグダなテンションだったけど、
振り返ってみれば右肩上がりに楽しんでいくあたりが兎魂ですね。
あのグダグダな感じも、一切合財ノープランなところも、しかもそれでいて
誰にも気をつかわずにリラックスして流れに身を任せられるところも、
ずいぶん久しぶりな兎団の感じでしたね。
新メンバーとか女性陣がいるときは、失敗しちゃいけないとか、
みんなに楽しんでもらいたいっていう気を張っちゃうけど、
初期の4人の間でなら「失敗もアリ」って気持ちで楽しめるんだろうな。
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