てぃひゃもちゃいぃ…

 12月に入って1発目ですが、今日はどうでもいい話を。
お暇な人だけ読んでみてくださいな。

 銭湯なんかに行くと、洗い場のところに蛇口とシャワーが並んでるじゃん?
で、各蛇口のところに温度調節のダイヤルが付いている場合があると思う。
冷たい方から順番に「水色→黄色→オレンジ→赤」の目盛りが付いていて、
「40℃」のとこにボタンがあって、押しながら回さないと40℃以上に
設定できなくなっているアレだ。見たことあるかな?
 そこでちょっと不思議に思うことがない?
普通の家で湯沸かし機を使うとき、設定できる温度って1個だよね。
お湯が出る蛇口は風呂場、洗面所、キッチン…って何箇所もあっても
40℃に設定したらどの蛇口も出るお湯は40℃だし、50℃だったら50℃だ。
あとは水の方の蛇口と混ぜて加減するしかないと思う。
 で、銭湯だって同じなわけですよ。
ボイラーが1台しかなかったら、どの蛇口からも同じ温度のお湯が出てきて、
個別に温度調節するためには、水と混ぜて加減するしかないわけ。

 なのに銭湯では各蛇口ごとに温度調節してお湯を出せるのって不思議じゃない?
まぁ、結論から言えば、水とお湯を混ぜて温度を調節しているんだけどね。
で、そのためのメカニズムが、↑で説明した色の目盛りがついたダイヤルなわけ。
 でもさ、例えばダイヤルでお湯と水の割合を決めて混ぜたとしても、
元々のボイラーの温度設定がバラバラだったら、調節のしようがない。
じゃ~ボイラーの設定温度を指定すればいいんだけど、それだと不親切だ。
 例えば「60℃に設定して使ってください」って言っても、
「うちのボイラーは50℃の次は80℃の設定しかないよ」みたいな
場合も出てくる可能性があると思うのだ。
ボイラーとセットで売るわけにもいかないよね。
蛇口だけ壊れる場合の方が多いだろうし。
間違って熱い設定で使われたら、火傷する人も出てくるし。

 そこで、あのダイヤルの中には記憶合金が使われてるらしいのである。
(特殊なワックスを使ってる場合もあるのかな?)
「記憶合金」正しくは「形状記憶合金」だ。
グニグニっと変形させても、お湯に浸けると元の形に戻る金属である。
 もうちょっと細かい話をすれば、温度による金属の膨張率に違いがあって、
金属によって温度が同じでも膨張率が違うから、それらの金属をうまい具合に
組み合わせて、金属が一定以上の温度になると、元の形に戻るように
作られた合金だ。
 そんな形状記憶合金をうまく使うことによって、供給されているボイラーの
お湯の温度が何℃だろうと、蛇口の中の金属が勝手にダイヤルどおりの温度に
なるように水とお湯を混ぜてくれているらしいのである。

 機械だのコンピューターだの小難しいメカニズムなんか使わなくっても、
記憶合金で作られた給水弁ひとつで、思い通りのお湯を供給してくれる
そのシンプルなシステムに、ちょっと感心した麻生のお話でした。
 ね、どうでもいいお話だったでしょう?
先週末に「インスタント沼」っていう映画のDVDを借りてきて見たんだけど、
その映画の中で
「なに?パッとしない?そういう時は水道の蛇口をひねればいいんだよ」
っていうセリフが出てきたんで、それでこの話を思い出したわけ。
 ほのぼのとしたいい映画だったから、気になった人はぜひ見てみてくださいな。
時効警察」の脚本と演出をしてた三木聡が監督なんで、アレが好きな人には
気に入ってもらえると思いますよ。
もしくは「時効警察」見てなくても、コレ見て「よかった」って思ったら、
そっちにもハマってしまうことをお勧めします!

p.s.
 今日のサブタイトルは「なんだよもう…」みたいな意味です。たぶん…
(これも映画を見て確認してみてくださいな)

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「スー○ーマン」と「スッ○マン」ぐらい違う

 今日こそは噂の恋バナに触れようかと思ってたんだけど、
ちょっとショックな出来事が………
だから、今日はまずそっちの話を書きたいと思っとります。

 これも前にちょっと前フリしてあったんだけど、お買い物の話だ。
俺の部屋で使っていたオーヂオは、中学とかの頃から使ってる
10年選手の古株でさ。それが最近いよいよくたびれてきてたのよ。
 どんなヤツかって言うと、3CD+2カセットのコンポである。
MDすら搭載されてないの。
CDのデッキはとうの昔に壊れちゃってて、CDの読み込みができなくなってて、
カセットなんかはね、使わないよね…まぁ。
 だからもう、プレステつないだり、パソコンつないだりして、
スピーカーアンプとしてだけ、ずっと使っていたのである。
それが、知らないうちに低音が出なくなってたみたいでさ。
あるときふと配線をいじったら、急に低音を鳴らし始めたの。復活っすょ!
しかし、それは一時的なもので、それがロウソクの最後のともし火だったのか、
それ以降はどんなに配線をいじっても、かっるい音しか出てこないの。
で、それからは電機屋とか行くとオーディオコーナーを見てたりしてたんだけど、
格安のオーディオを見つけたわけですよ。
この時期、経済情勢なんかもあって値下げしてたから、元々安いのが
さらに安くなってたんだろうね。
ウーファーとサテライトスピーカーが2つついた2.1chのオーディオで、
擬似サラウンド機能を搭載したタイプで15000円。
スピーカーだけで買ってもそのぐらいするってのに、それに加えて
デジタル接続でもってサラウンドシステムまで付いてくるとなると、
なかなかお買い得なお値段である。

 で、衝動買いの勢いで購入してみたんだけど…
やっぱオーディオはケチっちゃダメだね。
昨日頑張って配線したけど、出費ももったいないけど、残念ながら
わずか1時間でお蔵入りを決断。
 この週末~GWにかけて、5万円くらいを目安にもう一度探してみる予定です。
多少高くっても、満足できる物を買っておけば、薄型TVを買おうが
ブルーレイデッキを買おうが、ずっと使っていけるわけだからね。
今月はでかい出費が他にもあったから、できれば来月以降にまわしたい
とこなんだけど、部屋の掃除とかも含めてオーヂオ交換を考えると、
GWにまとめてやっちゃいたいところ。
まとまった出費は確かに気が重いけど、貯金がないわけじゃないし、
遅かれ早かれなんだから、気分的な違いだけなんだけどね。

 やっぱり安物買いはよくないですね。長く使うものは特に。
こないだ買った時計みたいに、一目惚れするような物じゃないと。
一目惚れしたものには失敗したって思ったものがないからね。
今まで使ってたnixonの腕時計だって、これからもサブの腕時計として、
BBQの時とか、海に行く時とか、スノボの時とか、ハードな環境に
飛び込むときには主力として投入していくつもりだし、靴や服もそうだし、
今の車も一目惚れして買ったものだし…
なかなかそういう逸品に出会えないってだけで、見る目はある方だと思うのよ。
 人づき合いだってそうですよ。特別仲良くしている友達なんかは、
仲良くなるまでの期間が明らかに短いからね。
筒井なんかは初めて遊んだときからすでに酒を酌み交わし、
3回目に遊んだときはもう泊りがけでスノボ旅行だったし。
一番付き合いの長い秀哉なんかは、出会った瞬間、すでに一緒にいることに
違和感を感じなかった覚えがある。(そんな秀哉とは、明日久々に遊ぶ予定)
 恋愛にしたって同じ事が言えると思うんだけど、どうでしょう?
そうは言っても、そういう相手に出会うなんてのは、そんなに頻繁には
ないですからね、色んな人と付き合ってみて答えを探していくのかな。
俺の場合は、極端にそこにこだわっちゃってるんだけど…

 …とそんなわけで、自然な流れで次回の恋バナ日記につなげたんじゃないかな?
軽くさわりだけ触れておくんなら、今回の相手には一目惚れとは言わないまでも、
「何か」他の人とは違うものを感じた気がするんだよね。
 そんなわけで、続きは次回!
まだ自分でもはっきりは言えない気持ちなんだけど、文章に起こしていけば
自分の気持ちをはっきりさせることにもつながると思うんだよね。
その結果、気持ちが醒めるって可能性も0ではないわけですが…

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もしかしてヤンキー好き?

 新年2本目は冬休み日記の2日目からお届けしていきます。
年内はすでに予定が空になった麻生さん、2日目は雪道を走ってくれた
愛車を洗車しに行くことにしました。
で、凍結防止剤を落とすために必要だから洗車に向かった俺に対して、
ガソリンスタンドは年末だからっていう理由で洗車に来た人で大混雑。
俺からしてみたら、そんな1時間かそこらで終わることは普通の週末にやって、
冬休みはもっと別のことに時間を使えばいいのに…と思ってしまったよ。
 そんな俺のところに姉さんからメールが。
「車が車検なんだけど、あのジムショの電話番号を教えて」…と。
それからどのぐらいした頃だったかな?
ちょうど車を洗い始めたあたりで、興奮状態の姉さんから電話が。
「ホントに怖かった」と「でも、信頼できるから全部まかせてきた」と。
予想以上のインパクトだったんだろうね。電話のテンション高かったもの。

 それ以外、年内はほとんど自分の部屋の大掃除に奮闘してましたね。
久しぶりにまとまったフリーの時間だったから、それはもう大規模にやったよ。
家具から中身を全部出しちゃって、家具自体も全部動かして……
いらない物とか余分な物も全部処分しちゃったから、かなりすっきりしたっけ。
そのすっきり感に一役かった、俺の身長と同じサイズのしっかりした棚。
それが5000円きってたのには驚きだったな。歳末特価ってことかな?
見に行くだけのつもりだったから、スノボとか車に積んだままだったのに、
おかまいなしに購入しちゃったもの。
冬休みの最後はほとんど家からも出なかったけど、それでもストレスなく
のんびり過ごせたのは、自分でセレクトした家具に囲まれてたからってのが、
理由になるかもしれないな。

 そんな大掃除の合間に、美味しいパスタとコーヒーで一休みをしに
いつものパスタ屋へ行ったんだけど、ここにも驚きのタネが。
もう何度も書いた減煙の話なんだけど、3週間ぐらいになるのかな?
その間にその事実に気づいた人は2人だけ。
 そのうちの1人はもんくん。一緒にスノボにも行ったんだから、
そりゃ~気づくだろうって思うかもしれないけど、実はその前に飲んだ時には
すでに勘付かれていたのである。もんくん自身も最近煙草やめてたから、
それで気がついたのかもしれないけどね。
 で、もう1人の人物ってのが唯だったんだけど、こっちはホントに驚いたよ。
減煙してからは2回パスタ屋で会ったのだが、2回目に店に入った直後には
「そう言えば、前回聞こうと思ってたんだけど、煙草やめた?」と聞かれたのだ。
店に居る時間なんてのは、だいたいいつも1~2時間ぐらい。
そのうち顔を合わせて話してるのなんかは5~10分である。
その短時間で気づくもんなのかな?
会社の人なんか2週間毎日のように会っていて、俺が喫煙室に行かなくなっても、
それでも誰も減煙のことには気づいていないのに、だ。
まぁ、気づいてても話題に出さないだけかもしれないけど。
どっちにしても、俺に対する興味が無いんだろうね。
それを…ね。そりゃ驚くさ俺だって。
特に努力してのことじゃないからあれだけど、やっぱり見ていてくれている人が
いるのがわかると嬉しくなるものだと思う。
欲を言えば、唯じゃなくって、もっと俺との未来の可能性のある人に
気づいてもらえてたら、さらに嬉しかったところだけどさ。
唯のことを見直せば見直しただけ、他の誰かを好きになりにくくなるからね。
1年前の俺だったら、間違いなく変な期待感を抱いてただろう。
年末の俺ですら危うかったもの。
 ちなみに昨日はおーくんに誘われて、クピンと3人でパスタ屋へ行った。
そのときに園田さんに「煙草やめたらしいですね。気づかなかったですよ」
ってなことを言われたっけ。普通はやっぱ気づかないよね。
それだけもんくんと唯は俺のことを気にかけてくれているのだろう。
まぁ、逆にもんくんが煙草やめたときは俺もけっこう早く気づいたし、
昨日は唯が体調不良だったこともひと目でわかったから、お互い様なのかな?

 

 こんなところが旧年中のエピソードですかね。
次回は年明けのエピソードに入っていきます。
内容的には1日半の話ですが、個人的には今年もおもしろいスタートになったと
思うんで、お楽しみに☆

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科学が生んだ「玉手箱」

 俺はとある研究施設にいた。
研究施設といっても病院のような殺風景な施設ではなく、アメリカの大学の
ようなアカデミックで開放感のある、どちらかと言うと博物館のような
ミュージアム的な雰囲気が強い場所である。
そうは言っても研究施設、ちゃんと研究室は整っているわけで、
総合的に言ったら「ジュラシックパーク」を連想する感じかな?

 俺はそんな施設の研究室の一室で、シャーレに薬品を滴下していた。
部屋にいるのは俺ともう一人、パートナーである女性研究者の2人だ。
パートナーは、雰囲気的には「ボルケーノ」に出ていたアン・ヘッシュ
年下にしたような感じだろうか。年下とは言え、頭のキレは俺以上である。
 俺と彼女は青白い光で薄暗く照らされた研究室で研究をしていたのだが、
ある日予想外の研究結果が俺と彼女を驚かせた。
密閉された容器の中で発生した化学反応が、触れることなどあるはずのない
容器の外側にまで影響を及ぼしていたのである。
具体的に言えば、容器とその周辺がえらいもっさい感じになっていたのだ。
なんて言うか、そこだけ昭和のアパートの押入れの中になったような感じに、
冷蔵庫の奥底から出てきた昭和の遺物みたいになっていたのだ。
容器は変色して白濁し、容器の内壁・外壁にはコケやカビが繁殖している。
容器を置いてあった金属製のトレイや棚も、容器の周辺だけ腐食したかのように
錆びて老朽化を見せている。
まるで容器とその周辺だけ時間の流れが早送りされて、一晩という短い時間の
うちに、何十年ぶんの時間が経過したような感じだ。
浦島太郎が竜宮城で貰ってきた玉手箱を開けてしまったかのようである。
 しかし玉手箱の現象とは違うところがひとつ。
玉手箱のそれは、蓋を開けると中から白い煙が出てきて、それを浴びた太郎が
老化したわけだが、この容器の場合、開けてもいないのにその現象が発生し、
密閉された容器の外にまでその影響が出ているところだ。
化学反応が時空そのものの歪みを生み出したような現象である。

 それからいくらもしないうちに、俺達は変な奴らに追われることになった。
たぶん今回の研究結果を軍事利用しようと考える組織だろう。
「エージェント」っていう感じの男達が執拗に追いかけてくるのである。
 不意をついて研究室から抜け出すと、廊下を爆走してロビーまで走り、
施設の入口まで来たところで、奴らの応援部隊が入ってきて挟み撃ちを
喰らってしまう。
俺はロビーのカウンターに飛び込むと、そのまま職員用通路を利用して
裏口から施設の外へ出ることができた。
しかし逃亡劇もそこまでのようである。
奴らもプロだ。裏口ぐらいは抑えていて当然と言うわけである。
 そのとき、頭上から俺を呼ぶ声が聞えた。
見上げた俺は施設の裏に立ち並んだタンクの上に、パートナーの姿を見つけた。
急いでタンクに設置された梯子に飛びつくと、タンクの天辺へと登っていく。
慌てたエージェント達もすかさず梯子に群がるが、俺に続いて梯子を登りだした
ところで、梯子が下から朽ち果てるようにしてちぎれていった。
どうやらパートナーはタイミングを計って、あの薬品を梯子に塗ってあった
らしい。俺の行動パターンや敵の動きまで計算し尽くされているあたりが
彼女の高い頭脳を現している。
天辺まであと少しってところで梯子の老朽化が手元までせまり、危うく俺まで
落下しそうなところで、リポD的にお互いの手を取ると、そのままタンクの
淵に手をかけて、タンクの上に登りきることができた。
 しかし彼女の工作はさらに手のこんだものであったらしい。
タンクの天辺に着いた俺に、彼女は「早く!」と言って手を引くと、
隣のタンクに飛び移るように言った。
彼女が一足先に隣のタンクに飛び移ると、その直後にグラっ!…と
タンク自体が斜めに傾き始めた。
慌てて俺も隣のタンクに飛び移ると、今まで俺達が乗っていたタンクは
ゆっくりと傾いてエージェント達に襲いかかって行く。
俺達はタンクを伝うようにして施設の屋上まで移動すると、タンクは次々と
倒れていき、中の薬品を撒き散らしながらエージェントを攻撃していた。
どうやら薬品の濃度と梯子や支柱の太さから計算して、エージェントを
振り切って、さらには反撃を仕掛けられるように細工をしていたらしい。
 俺達はほっと息をついて無事を確かめ合うと、そのまま本格的な逃走を
始めるため、俺達は建物の入口へと駆け出したのだった。

 

 こんな感じの夢を見た。ストーリーはないけど、映画のワンシーンみたい。
こういう、なんか凝った感じの夢を見ることが多い俺は、たまに自分の
精神構造に疑問を感じるけど、普段の自分の発想ではない奇抜なシーンが
出てくる夢ってのは、思い出してみると楽しい。
起きた後も夢を覚えてるときって、なんか気分もちょっとハイなんだよね。
夢を見るのって眠りが浅いときなわけだから、ちょっと不思議な感じがする。
眠りが浅かったのに何で気分がハイになるのかってのが。
眠りが浅くなっているときに目が醒めるからなのかな?
 ただ、ゆうべの眠りの質的には悪劣だったのは間違いないよ。
暑くて何回か夜中に目を覚ました覚えがあるもん。
やっぱり始解だけじゃ我慢できない暑さなのかな?
それとも俺が購入してきた斬○刀が1500円っていう安物だったからかし?
卍解……しちゃう?一回しちゃうと、格闘漫画のインフレと同じで、
卍解が基本になっちゃうんだよねぇ。
何か違った方法でもっと部屋を冷やす術がありそうな気がするんだけどなぁ。

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新型冷蔵庫に次ぐ最新家電を導入か?!

 昨日あんなことを書いたのに、 それを覆して週に3回目、行っちゃいました。
時間が時間だったから、他の店を考える気力がなかったってのが言いわけかな。
仕事が終わってうちに帰ったのは22時前ぐらい。
ちょっとダラダラして、「さぁ、メシでも」っと思ったところに着信が。
携帯のディスプレイにはモッチィの名前。
モッチィとは日曜に会ったばっかだから、「なんだろう?」と思いながら
電話に出ると…「メシはまだか?」と。
「まだだぞ」と答えれば、「じゃ~行くぞ」と。
 その時点ですでに22時過ぎてたからね、店自体も絞られてくるわけだ。
しかも昨日も書いたように、ここ最近は睡魔に取り付かれてるから、
この時間になると、思考力も低下してしまっていたのである。

 店に着くとさすがに平日の夜、お客の数は俺らを含めても4組ぐらいである。
店員さんも接客は2人だけ。唯が片付けと洗い場を担当して、
もうひとりが接客に回っていた。
俺たちがオーダーを済ませて、食事をし、コーヒーを飲みながら会話に
興じていたのは1時間弱ぐらいだっただろう。
しかし、その間に他の客はみんな帰ってしまい、俺たち以外はノーゲスト状態。
あの店でノーゲストっていう状況に遭遇したのは、ずいぶん久しぶりだったな。
それもまだ23時をすこし過ぎたぐらいだったから、よけいにね。
 そんななか、昨日の俺たちは「結婚式ってなんでやるんだろね?」
「みんながやるからか?」みたいな話をしていた記憶がある。
俺は俺で睡魔と闘いながらだったし、モッチィも日曜同様サッカー後で、
しかもこの春チームを去るチームメートから、忘れ形見として傷跡を贈呈される
という満身創痍の状態だったから、お互いに微妙な思考を展開していた気がする。
俺なんかはお会計のときに金額を聞き違えて唯に睨まれちゃったし、
(まぁ、俺が毒を吐いたから睨まれたんだし、お互い冗談のうえでだけど)
モッチィのそれは店員さんに心配されるほどのものだった。
流浪人で言ったら頬の十字傷だよね。
まぁ、実際はモッチィ本人も言ってたけど、ボクシングの試合後のタッちゃん
って感じだった。目の上の絆創膏あたりが、それをイメージさせる。
残念ながら南が近くにいなかったモッチィは、俺とパスタを堪能したわけだ。

 そんな感じでギイギリの2人が店を出たのは23時過ぎ。
俺はそのままうちに帰るとすぐにシャワーを浴びて、ベッドにばたんきゅ~
……で寝ちゃう予定だったところに、思わぬ急襲が!!
4月もまだ中旬だってのに、「ブゥ~ン」と耳元に幽かな羽音を響かせる
蚊の襲来である。早過ぎるだろっ、出没するの。
どんだけ仕事熱心やねんな。去年だって11月ぐらいまで残業してたじゃん?
働き過ぎだよ。いくら蟻のように働く日本だとは言え、真似する事ないって。
さすがにこの時期だから蚊取マットも切らしちゃってるし、すでに電気も消して
布団に入っちゃってるから、ヤツを視認することもできずに、直接攻撃で
しのがなくてはならない。どんなシューティングゲームよ?
むかし「エ○ミーゼロ」だっけ?姿の見えない敵を音だけで見つけて
倒していくゲームがあったけど、難易度高過ぎだって。
命を狙われるわけじゃないけど、睡眠削られるのは地味に嫌だよ。
夏真っ盛りのときも、たまに蚊取マット切らしておんなじ様な状況に
追いやられたことがあったけど、あれはまだ自業自得だと思えても、
機能のアレは寝首をかかれる心境だよ。
ここはもうノーマットっていう新兵器の導入に踏み切ろうかな?
宣伝文句に嘘がなければ、1~2ヶ月ぐらいは効果があるんでしょ?
効果とコストパフォーマンスが納得の物なら、さっそく考えてみるのもありだな。

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新型冷蔵庫が教えてくれたこと

 つい最近、うちの冷蔵庫が新しくなった。
メタルシルバーに輝く、でっかいそいつは、俺と同じぐらいの身長だったと思う。
前に使ってたパステルグリーンのあいつよりも一回り大きいだろう。
買い換えた理由はズバリ経済的な理由で、古い冷蔵庫だったから電気代が
かさんでしまうと言うわけだ。なんせ俺が物心つく前から働いとったからね。
まだまだ現役バリバリで、特に不具合もなかっただけに、ちょっと寂しくもある。
 そんなわけで導入されたメタルシルバーだったのだが、
先代の彼に比べると今までにはなかった装備品が加えられていた。
まず扉が観音開きになったっていう見た目的な変化に加えて、
中の温度状態を示す表示パネルがついていて、それと一緒にいくつかのボタンが
並んでいる。俺が彼に求めている仕事は中を冷やすことだけだから、
俺にはそのボタンの意味はわからないのだが、ずいぶんと進化しているらしい。
 そんな新機能の中に、自動製氷がある。
タンクに水を入れておけば、勝手にサイコロ状の氷を作ってくれる。
今となってはポピュラーな機能である。
「今となっては」と言うよりも、かなり昔からある機能と言えよう。
俺も会社の冷蔵庫やなんかで何度もお目にかかっている。
しかし、うちにその機能が付いた冷蔵庫がやってきたのは、
2008年が初のこととなるのだ。

 ある日うちに帰ると、見慣れたはずのキッチンに違和感を覚えた。
キッチンのドアを開けた瞬間である。
一歩踏み出すと、早速ニュータイプが姿を現す。
どうやら冷蔵庫の入れ替えで、家具の位置も若干ずれていたのが、
違和感の正体だったようだ。
内心「おぉ~」と思ったが、ふだんからそういうのを表には出さないため。
とりえずツッコミは入れずに、放置したまま洗面台で手を洗っていると、
オカンが声をかけてきた。冷蔵庫が新しくなったよ、と。

麻生:前のはどうしたよ?壊れたのけ?
母 :壊れたんじゃないけど、電気代がかかってしょうがないからね。
麻生:なるほどね。
母 :見て見て、ここに水を入れとくと、勝手に氷ができるんだって。
   おもしろいねぇ~♪
麻生:まぁ、最近のはな。

 その時は「なにをくだらんことを言ってんだ?」と思ったんだけど、
よくよく考えてみると、オカンはその機能に触れたのは初めてだったのかも
しれないわけである。
普通の主婦だからね。主な行動範囲は、うちとオカンの実家とパート先ぐらいしか
ないわけだ。冷蔵庫と触れ合うのはうちと実家ぐらいなものだろう。
 そう思ったらね、ちっとそっけない態度をとりすぎたかな…と思ってしまった。
俺だったら、そんな限定された空間で生活するのはちょっと耐えられないからね。
本人が今の状況に耐えて生活しているかどうか、その本心はわからないけど、
オカンにとっては冷蔵庫の自動製氷機能ですら目新しかったのだ。
 そう思ったらね、親に対する感謝が足りなかったなぁと、思ったわけですよ。
今日のところは短いですがこんなところで……
またのお越しをお待ちしておりますよ☆

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季節はずれの…

 金曜日、俺が家に帰り着いたのは23時近くのことだった。
仕事や何やらで遅くなってしまい、疲れてはいたものの
翌日は夕方まで予定が入ってなかったから、のんびりと夕食を食べ、
読書にふけった後、DVDを見てダラダラと過ごしていた。
「さすがにそろそろ寝ようかな」と寝支度に入ったのは
すでに日付が変わってから2時間以上の時間が経過した頃のことだった。
俗に言う「丑三つ時」という時間帯で、昔から魑魅魍魎が跋扈するとされる。
そうは言っても、こんな時間は毎度のことだ。
週末だったらまだ飲み歩いている可能性のほうが高い。
 俺はコンタクトをはずし、シャワーを浴びて温まると自分の部屋へと戻った。
寝間着に着替えて、髪を乾かそうとドライヤーに手を伸ばすと、
視界の隅に飛んでいる蚊の姿を捉えた。
12月に入ったというのに、ずいぶんとしぶとい蚊である。
ただ、ここ1週間ぐらい夏以上に蚊を目撃している。
リビングでくつろいでいる数時間に、何匹かの蚊を退治することもしばしばだ。
夏の猛暑や異常気象で、蚊の生息期間がずれてきているのだろうか?
 それはさておき、このまま放置しておいたのでは、眠りを妨げられること必至だ。
俺は蚊取マットを探してみたが、この季節はずれには
買い置きも切れてしまっているようである。
トラップを仕掛けることが出来ないとなれば、直接攻撃か飛び道具で
仕留めるほかにない。
俺はアースジェットのスプレー缶を手にすると、
再びヤツが姿を現すのを待った。
しかしヤツもこっちの殺気を感じ取ったのか、全然姿を見せなくなる。
長期戦に突入してヤツの姿を探すも、しばらくするうちに集中力が切れてきた俺は、
先に髪を乾かしてしまうことにした。
髪を乾かしてバスタオルを片付けようと、タオルに手を伸ばした瞬間
俺はヤツの姿を捉え、瞬時にアースジェットを手にしていた。
集中力を切らしながらも、意識はまだ戦闘中のままだったのだ。
視界を横切る蚊に向けて、アースジェットを噴霧すると、
ヤツは驚いたようにスピードを上げて物陰へと隠れてしまう。
俺は追い討ちをかけるように物陰に向けてアースジェットを噴射したが、
そのままヤツの姿を再確認することは出来ず、
とりあえずの終戦を迎えることになった。

 時間はいつの間にか3時半頃になっていた。
戦闘準備期間も含めると、実に30分近く闘っていたようである。
俺はバスタオルを手に洗面所へ向かうと、歯を磨こうと思ったのだが、
ここでありえない物音を耳にしてしまう。
それはシャワーの音である。真っ暗なバスルームからシャワーの音が聞こえるのだ。
この時間、他の家族はすでに寝てしまっている。
かと言って俺がシャワーを浴びた後、シャワーを止めたのは確かな事実。
止め忘れていたら、脱衣所で体を拭いているときに気づかないはずがないのだ。
他人の家に入ってシャワーを浴びる泥棒もいないだろうが、
危険な人物の存在も考慮して足音を忍ばせると、
こわばった体でバスルームへと向かった。
擦りガラスの向こうからは相変わらずシャワーの音が響いているが、
それ以外の気配は感じられない。
意を決してバスルームの電気をつけてみるが相変わらず何の気配もなく、
擦りガラスの向こうに人影は見えない。
俺はそ~っとバスルームのドアに手をかけると、ゆっくりドアを開いていった。

…………

やっぱり誰もいない。バスルームの中はもぬけの殻で、
弱々しいシャワーに床が濡れているだけだった。
蛇口に触れると、たしかに少しだけ蛇口が開かれているのがわかる。

 

 …と、ここまでなら季節はずれの怪談で、オチもない話になる。
土曜日には姉さんにもココまでの話はしたのだが、その時の反応は
「オチはないんだ?でも、怖いね~」ってな反応だった。
そこで俺は「続きはWEBで♪」っていう最近CMなんかで
よくあるセリフでもって結末をひっぱったのだが、まさか実生活で
この言葉を使うとは思わなかったな。
姉さんも「気になるぅ~!」言いながら爆笑しとったっけ。
では、てなわけで、続きをどうぞ!

 

 予想通り誰もいない、寒々しいバスルームを目の当たりにして、
俺が迎えたのは戦慄の恐怖ではなかった。
現実を目の当たりにすることによって、怪奇現象のタネが
頭にひらめいてきたのだ。
それは今TVでやっている「ガリレオ」みたいに筋道だったものではなく。
怪奇現象の全体像が一気に頭に浮かんできた感じだ。
まぁ、あれはドラマだからね。ああいう形で天才を表現してるんだろうけど、
本物の天才は数式よりもひらめきだよね、実際は。
アインシュタインも数学の問題を見ると、まず答えが浮かんできて
途中の説明がうまくできなくって、学校の成績は落第点だったて言うからね。
実際に数式を使うのは検証する時で、答えを見つけるときではないよね。
それはともかく俺の頭に浮かんできた謎解きを、順序だてて説明するとこうなる。

 うちは純和風のアナログな日本家屋である。
シャワーも給湯器は最近交換した新しいもので、電子制御でもって
なりたっているが、蛇口やシャワーの切換えは実に単純な構造になっている。
蛇口をひねるとまず足もとの給湯口からお湯が出てきて、
そこにあるつまみを引っ張ると、したから出ていたお湯がシャワーホースに
供給されるように切り替わり、ホースをつたったお湯がシャワーヘッドから
噴出されるわけである。
このシャワーの切換えつまみ。本来なら水圧が弱くなると、
自動的にOFFになってシャワーが止まるのだが、もうボロイからね、
たまにONのままスイッチが切り替わらない時があるのだ。
大抵はそれに気づいてOFFにしてからバスルームを出るのだが、
この日は気づかなかったようなのである。疲れていたのだろう。
そしてそれに重なって、蛇口が完全に閉まってなかったようなのだ。
 そうすると、どうなるかと言うと…
蛇口が閉じられることで、シャワーホースの中のお湯は空になり、
シャワーは止まるのだが、蛇口が微妙に開いていたこと、シャワーのスイッチが
ONのままになっていたことで、ちょろちょろと出続けていたお湯が
徐々にシャワーホースに溜まっていって、ホースの中がお湯で満たされると
そのまま水圧が上がり、ついにはシャワーヘッドから
お湯が噴出してしまったのである。
俺が脱衣所で体を拭いていたとき、ちゃんとシャワーが止まっていたのは、
その間は静かにシャワーホース内の水圧が高まっていっている
最中だったのだ。
そして蚊との格闘の間に人知れずシャワーが噴出し始め、
俺が洗面所に戻ってきた時には絶えず弱々しいシャワーが出つづけていたのだ。

 「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ってやつだね。
なんてことはない、俺の確認不足が引き起こした怪奇現象だったわけである。
どっちかって言うと、知らずに掛けていた時限式のトラップに
みずからはまったようなものだ。
でも、このカラクリに気づかなかったら、怖くて寝れなくなる
ってことはなかったと思うけど、不思議で寝付けなかっただろうな。
いやぁ、世の中の怪談もこんな具合に生まれてくるのかもしれないね。

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地震でできた小さな亀裂

 うちは木造平屋の日本家屋である。築何年だ?30年は経ってるはずだ。
もちろん耐震構造なんてのは考慮されていない。
耐震偽装なんてする以前に、そんな概念がないような時代の代物である。
雨漏りするってことはないけど、地震なんかこなくても
常にどこからか隙間風が入り込んできている。
アネ○建築以上に危険な物件なのは間違いないだろう。

 そんな家に住む麻生一家なわけだが、
昨日の地震に親父が危機感を感じたらしい。
そりゃ~そうだろう、新潟・奈良でたて続けに地震が起きたのだ。
北海道でも揺れたとかなんとかって話も聞いた。
 そんな親父がある提案を俺に持ちかけてきた。
「おまえはこれから事務所で寝泊りしろ」と言うのである。
事務所って言うのはうちの敷地内にある親父のデザイン事務所のことだ。
その中には図書室があり、アウトドア用の簡易ベッドが置かれている。
トイレも流しもあるし、そこで寝泊りしろって言うのだ。
 この事務所が建てられたのは俺が小学校の高学年の頃だっただろうか。
こっちの事務所も築年数は十数年になるわけだが、こっちは鉄骨建築だ。
家族みんなが母屋で寝泊りしてて、地震に寝込みを襲われたら
麻生家は一網打尽にされてしまう。
家族全員が死ぬことはないから、おまえは事務所の方で寝ろ。
……と言うのだ。

 コレを聞いてね、はぁ?っと思ったよ。
まず思ったのは、そこまでして俺を生かす価値がある人間なのか?ってこと。
もう社会人だとはいえ、いきなり俺以外の家族が全滅しても生きていけるか?
っていう不安もある。
大学も実家から通ってたから、一人暮らしの経験もないんだよね。
それ以上に自分だけが安全を手にして、家族を見殺しにしたような状況で
生き残ったとしたら、俺の心が折れてしまいそうである。
そりゃ~野生動物だって我が子を守るためなら、
親は自身の危険をかえりみないけどさ。
格闘漫画なんかでも「俺のことは気にせずおまえは先に行け!」
って言うけども、だよ。
リアルな人間社会でコレを実行するのはどうよ?
…って思うのは俺だけじゃないと思うんだけど、違うのかな?

 だからって言ってね、親父の言ってることも正論なわけだ。
むざむざ全滅するぐらいなら、今うちで一番先がある俺だけでも生かすってのは、
現時点での合理的な解決方法だよ。すぐに家を建替えれやしないし…。
だからね、あたまっから親父の意見を跳ねのけるわけにもいかない。
でも、すんなり納得もできない。
悩んだ俺は…………とりあえず「わかったわかった」
ってな軽い返事で済ましておいた。とりあえずは、ね。
あからさまに本気の答えじゃないってのが伝わるように、わざとらしく。
 それを聞いた親父はムッとして黙り込んじゃって、
ゆうべはそれ以来一言もしゃべらなかった。
「こっちはおまえの心配してるのに、なんだ?その態度は!」
みたいなことを思ったんじゃないかな。
今朝起きたら機嫌はもう直ってたけどね。
俺もそうだけど、負の感情はよっぽどのことじゃないかぎり一晩以上
抱え込むことはないのだ。
もちろん、昨日のことを忘れたわけじゃないんだけど。

 「とりあえず」で先送りにした返事だけど、どうするのがいいんだろうか?
そうそう割り切れるような答えはないような気もするけど、
地震はいつくるのかわかんないから、いつまでもほっとくべきでもないだろうな。

 それにしても東海沖地震。俺が生まれる前から「いつきてもおかしくない」
って言われてるみたいだけど、ずいぶんとなりを潜めているもんだ。
麻生家の築年数と似たようなもんで、30年ぐらいは言われ続けてんじゃない?
俺と同世代のこの辺の住民に、神様に守られてるやつでもいるのかな?
なぁ~んてことすら思ってしまう。
 そう言えば兎が旅行中に静岡で小さな地震があって、旅先から帰ってきたら
旅先の方でも地震があったなんてこともあったけど……
もしかして兎か?兎が地震をくい止めてるのか?

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