丹羽宅ボードツアー2009 ~後編~「領土問題再び」
※丹羽宅ボードツアー2009 ~前編~「藤○とうふ店現る」の続きです。
さぁ、居酒屋「ねずみ小僧」では陣取り合戦で燃え上がったのですが、
順を追って綴っていくことにしましょう。
まず店の中の雰囲気。和風な雰囲気なのはもちろんですが、いつか行った
「月の粉」に似ていて、テーブルごとに床の高さが違ってるのよ。
俺たちが案内されたのは入口付近のテーブルだったんだけど、
隣に同じサイズのテーブルがあって、すだれで仕切られている。
テーブル横の通路には、上に向かう階段が3つと、若干低くなっている
奥のフロアと厨房への階段がそれぞれに伸びている。
向かい側のテーブルなんかは、半地下みたいな位置にある。
お客さんも店員さんも、上へ下へと縦横無尽に行き来しているのである。
ちょうどお客さんの大半が女のコだったのと、店員さんのひとりがかわいいコ
だったからアレだったけど、そうじゃなかったらあの落ち着かなさは
どうなんだろうね?まぁ、異色な雰囲気自体は好きだけどね。
メニューの方はちょっとバリエーションが少ない感じがしたかな。
お酒もあまり種類は豊富とは言えないと思う。
まぁ、俺個人としては日本酒と梅酒と焼酎があれば、それなりに満足だから、
どこの店に行っても飲むお酒がないなんて事は少ないですけどね。
それにねずみ小僧にはテキーラがあったから、むしろ合格と。
さてさて、そんなお店での飲みの話題は寝床争奪戦だ。
毎年丹羽の部屋に泊めてもらっているのだが、6畳ぐらいの丹羽の部屋には
丹羽が寝るパイプ造りのシングルベッドが1つ、他にはTV台と衣装棚が
設置されていて、丹羽家からは2枚の敷き布団と数枚の毛布&かけ布団が
支給されている。
で、話は一昨年に遡る。さらに言うのであれば、その2日目の朝だ。
当時の日記には描かれていないけど、去年の日記では触れられていますね。
そう、あの戦いが再び開幕されたのである。
一昨年、疲れて丹羽宅へと帰った俺達は適当に寝床を決めて眠りについた。
しかし、2枚の布団で4人が寝ているんだから、布団が充分には行き渡らず、
結果クピンはおーくんに布団を奪われて寒さに凍えながら目を覚ましたのだった。
そしてそれを踏まえて迎えた去年。
去年は居酒屋で飲みながらジャンケンで寝る場所を決めていくことになった。
このとき一番盛り上がっていたのは、前年にクピンから布団をせしめて
クピンに苦汁を飲ませたおーくんであった。
「今年もクピンを苦しめてやろうじゃないか」っていう悪戯心である。
しかし、ジャンケンで一番に勝ち抜けたのは俺で、おーくんは最下位。
寝床の配置は…丹羽の寝るベッドから平行におーくん、平井、俺、クピンの順。
ここでカギになるのは丹羽の寝るベッドがパイプベッドであるってこと。
そのベッドの下は空洞になっているわけである。
要するに、そこから冷たい風が対流してくるということだ。
その結果、一番寒いポジションに位置したうえに、一緒の布団で寝ていた
平井に布団を巻き上げられ、この年はおーくん一人が凍えて目を覚ます結果と
なったのであった。
ちなみに俺とクピンコンビの方は、特に争い事もなく、平和な朝を迎えていた。
そこで今年おーくんはリベンジに燃えて、寝床争奪戦の話題を出してきたのだ。
しかも乾杯を交わした直後に、だ。(正確には、乾杯前にもこの話題を出して、
おあずけをくらって、乾杯後に仕切りなおしたんだけどね)
今年もその戦いはジャンケンによって雌雄を決する。
まず、真っ先に最下位が決定したのは………クピンだった。
そしておーくんが一位をもぎとり、俺、平井の順で続く。
勝者から希望の位置を選んでいくわけだ。
しかしここでネックになるのは、場所も重要だけどペアも重要なところ。
一昨年は場所に関わらず凍えることになったクピン。その相手はおーくんだった。
そして去年は寒いポジションで、さらに平井に布団を奪われたおーくん。
一方、一昨年は俺と平井のコンビ、去年は俺とクピンのコンビが
平和な朝を迎えている。
つまり、勢力図で言うと…
平井 > おーくん > クピン
…の順で布団強奪力に強弱があることがわかる。
俺の場合はこの三つ巴の騒乱を繰り返す乱世にある、永世中立国的な立場だ。
それを踏まえると、トップに立ったおーくんは寒いポジションを回避する事は
できるものの、俺と平井の選択によっては天敵の平井と組むことになってしまう。
しかも、おーくんは言うまでもなくクピンと組むことを望んでいるから、
トップを取ったにも関わらず、ベストなポジションがどこになるのかを
判断しかねてしまい、さらには最下位で不利な状況に立たされているクピンと
あーでもないこーでもないと激論を繰り広げる。
そのままこの話題で1時間半ずっと盛り上がりっぱなし。
やっぱりクピンとおーくんがそろって口論を始めると爆笑を禁じえないですね。
特におーくんが水を得た魚の如くおもしろくなるんだよね。
さすが高校からの長い付き合いになるだけのことはある。
そんな感じで、会話のほぼ全てを領土問題でもめた俺達は、23時を過ぎた
頃に丹羽宅へと帰還。そしてまずは布団を敷いてみて、領土問題にケリをつける
ことになったのだが、ここで丹羽からひとつ提案が。
「今年は丹羽のベッドに対して直角に布団を敷いてみようか?」…と。
そうすれば、ベッドの下からの冷たい風に悩むこともなくなるんじゃないか、と。
それは確かに的を得た話ではある。
冷たい風を一人が全身で受け止めるよりも、そっちに頭を向けて寝た方が
ダメージは少ない。って言うか、頭が冷やされるぶんには、苦痛もないはずだ。
しかし、難点があるとすれば、窓の存在。窓っていうかガラス戸かな?
そこは風は来ないかもしれないけど、直接冷気が漂っていることは必至だ。
どっちにしても、誰か一人が寒さの厳しいポジションに立つことになるのである。
でもまぁ、試しにってんで今年は配置を変えて寝てみることにする。
そして注目のポジショニングは…(寒い窓際から①②③④とする)
トップバッターのおーくんが②を選択。
①はもちろん、虐サイドで隅っこになる④も避けるとなると、
②か③を選ぶことになるのは自然な結果である。
なんで②を選んだのかは不明だけどな。
そして2番手の俺は、もちろん③を選択。
後は平井が①を選ぶか④を選ぶかで、流れが大きく変わってくる。
言うなればキーパーソン平井だ。
しかしここでクピンが必死の抵抗を試みる。
アビリティ「説得」を発動したのである。まぁ、悪あがきとも言うけど、
押しの弱い平井に対しては有効な戦術だと言えよう。
ただ、内容は稚拙でしたね。所詮は悪あがきですから。
「大丈夫だって、窓際って言ってもそんなに寒くないで、そっちでいいら?」
ってな感じの根拠0の説得だったさ。
しかしそんな根拠のない説得にも屈してしまうのが平井さんのキャラ。
結局一番寒い①の位置を平井が選択し、クピンは④の位置を獲得することに。
それから……俺とクピンのペアはその直後から眠りに落ちたんだけど、
平井とおーくんはPSPでゲームをやってたみたいですね。
たぶん日付が変わるぐらいまではやってたんじゃないかな?
平井が「久しぶりにゲームしながら寝てるおーくんを見た」って言ってたから。
大学の頃は日常的によく見る光景だったのよ↑コレ。俺とかモッチィは
「アレは神様かなんかから、眠くてもゲームを続けなきゃいけないっていう
試練みたいなものを与えられてんじゃないか?」って話してたぐらいで、
主にダビ○タをやりながら、座ったままウトウトしはじめ、しばらくして
気がつくとポチポチとボタンを押してゲームを進め、またウトウトし始めるのだ。
それだけ眠そうなのに、ゲームのコントローラーを手放すことはなく、
横になって寝ようともしない彼の光景は、苦行に耐える修行僧みたいだったのだ。
苦行の先に待っているものは、「悟り」ではないことは確かですが…
そんな感じで迎えた翌朝。お待ちかねの結果発表だ。
なんの?って、そりゃ~今年寒さに凍えた人の発表ですよ。
誰も凍えることなく平和な朝を迎えようなんてのは、このメンバーじゃ不可能よ。
結果……
………
……
…
敗者・おーくん!!
どうでした?予想は当たりましたか?
今年も去年に引き続き、おーくんが負け戦となったんですねぇ。
しかもジャンケンではトップを取っていたにもかかわらず、クピンの悪あがきに
やられて負けを喫するという、おーくんにとっては屈辱的な結果。
浜松に帰ってくるまで、何度も話題に昇りましたからね。
この詳細を説明すると、こんな感じになる↓
今年は例年に比べて毛布の枚数が多く、そのうえ俺もいつものように
My毛布を持参して行っていたから、人数分+1枚の毛布と2枚のかけ布団が
支給され、ひとり1枚の毛布と2人で1枚の布団、そして一番上に共用の毛布が
1枚という、豪華な布陣になった。
これでも平和な朝を迎えられないのだから不思議なものである。
まぁ、「コレならいけるんじゃね?」と言いながらも、全員無傷の朝なんてのは
誰も予想してなかったけどね。
その雌雄を決するきっかけを作ったのは、今年も平井さんだ。
思い出してください、平井さんのポジションを。そう、一番寒い窓際でしたね。
右側には冷たい窓があり、左側にはコンビを組んだおーくんがいるわけだ。
寝ている平井は当然右側が寒い。すると眠りの中での生活を得意とする平井さん、
無意識にも強制的に眠りを妨げようとする寒さに対して、オートで反応を始める。
完全な無意識の状態で寒さからのバリケードを築き始めるのである。
その素材として手っ取り早いのは、当然自分の使っている布団や毛布だ。
もちろんその布団や毛布ってのはおーくんとシェアリングしている共用の、だ。
そうすると、自分の毛布で窓との間にバリケードを築き、余った毛布だけでは
充分な暖がとれず、おーくんとの共用の布団を奪い取る…と。
したがって必然的におーくんは、毛布1枚で朝を迎える事になるのだ。
ちなみに4人で共有していた毛布は、はじめは平井のバリケードの建築に
借り出されていたのだが、明け方に寒さで目を覚ましたクピンが強奪し、
結果的には俺とクピンの上で保温活動をしていました。
俺なんかはむしろ熱くって夜中に1回目を覚まし、腕を布団から出した状態で
寝ていたのですが、同じくその直後に目を覚ましたおーくんが、
俺の上に布団をかけなおしてくれていたらしい。
それでいて結果的に1番寒い思いをしたのがおーくんってのが…ね。
実に俺ららしい結末だと思います。
それにしても、争うことなく漁夫の利を得ている俺ってのも、
毎度毎度の結果なんですが、単にキャラクターによるものなんでしょうか?
そんな感じでみんなが目を覚ましたのは8時過ぎ。
紆余曲折はあったものの、誰も風邪ひいたわけでもないし、長い睡眠を
確保してたわけだから、この早起きも当然の結果だ。
…でも、活動を開始することになったのは10時を過ぎてからでしたね。
2時間もの間、平井、おーくん、クピンの3人はPSPでゲームですよ。
俺と丹羽は布団の中でウダウダしたまま、ゲームで盛り上がる3人を
楽しんでいた。お互いに文句を言いながらゲームを続ける3人は、
ゲーム以上の面白さをかもし出してましたからね。
活動を開始すると、こちらも恒例となった定食屋「グリル さんか亭」へ。
今年も美味くって、驚きの量のカニクリームコロッケ定食を堪能♪
その後も去年とまったく同じパターンでギャンブラーどもはパチ屋へと移住。
去年はなにもすることがないまま、3時間ぐらい暇を持て余していた俺だけど、
さすがに今年も同じ過ちを繰り返すわけにはいかない。
そこで俺は、丹羽とともにディーラーめぐりに行くことにした。
こないだの日記に書いたように、コンパクトカーに興味がわいてた俺は
TOYOTAへ行ってポルテに試乗してみようと思っていたのである。
で、ついでに最新のオデッセイにも乗ってみたくってHONDAにも。
ポルテって高いんだね。あのサイズで200万ぐらいなんだ…
しかも実燃費も12km/lぐらいって……
内装のチャッチさは予想通りだったけど、コストパフォーマンスの悪さは
予想以上でした。オデッセイの方は良くも悪くも予想通りな感じで、
「やっぱりおまえが一番さ」…と、プレサージュへの愛を深めた結末です。
「浮気して、自分の彼女のよさを再確認した」ってのはこういう心境なのかな?
別れるリスクを犯してまで、俺にはそんなことはできないですが。
一方ギャンブラー3人組の結果は、領土紛争では負けを喫したおーくんが
26000円ぐらい勝って、平井さんも1万円勝ち、途中まで大敗の様相だった
クピンが最後に巻き返してたものの、惜しくも敗北っていう結果だったらしい。
これでおーくんの岐阜での勝率は85%ぐらいになると言う。
うぅ~ん、来年以降も丹羽宅ボードには確実にパチが付きまとう結果ですね。
その後は時間的にそのまま解散し、俺達は丹羽と別れて浜松への帰路についた。
浜松に着くとメシを食って解散ってことになるのだが、ここはパチで勝った
おーくんのおごりになるのが自然な流れ。
そこでウナギを食べて解散することになった。
美味しいウナギを堪能して、お会計は12000円ほど。
1万をパチで買ったおーくんがおごってくれて、端数を平井とクピンが負担。
(クピンはボード旅行の前日にパチで勝っていたらしい)
そして、来年は誰のおごりになるのか?!って話になったんだけど、
ココはさすがに罪悪感を覚えるのが俺。
だって領土紛争と同様で、ここでも一人損する要素がないまま得をするのである。
そんなわけで、来年以降は3人ともパチで負けた場合は俺がおごることに。
それなら俺も1万ぐらい勝負した方がまだアレなのかなぁってなことも思って、
ポツリと言ってみたんだけど、3人ともマイナスで終わるってのは少ないんじゃ
ないかってのと、もし4人とも負けたら岐阜からの帰路が辛くなるってことで、
相変わらず俺はギャンブルにも染まらないまま、潔白な土地をキープすることに。
果たして来年は、誰がおごることになるのか?!
平等性が出てきて、さらに楽しみになってきましたね。
さて、こんなところで2009年の丹羽宅ボードツアーのレポは御開きです。
こうして実行してみると、兎以上にバカやってますね。
最近は兎もおとなしいからねぇ。
女性陣もいるし、人数も増えたし、みんな忙しいし、なかなかバカやれない。
「どうやって寝るか」で、2時間も話してられないもんね。
前は似たようなことを兎の4人でもやってたんだよ。
移ろわないものはないんだねぇ。良くも悪くも。
変化したからこそ得られたものとか、経験できたことってのも多いけど、
やっぱりバカやれる空間ってのも必要だと思うから、このボードツアーだけは
いつまでもバカやりながら、ずっと続けていきたいな♪
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