ゆうべ、星が綺麗だったもんで夜空を眺めてたら、久しぶりに流星発見。
前に見たのは8月だったから2ヶ月ぶり。
前はタバコを吸いに外に出て、空を眺めてることが多かったから、
機会が減ったのかと思ってたけど、今ちょうど流星群が来てるらしいね。
昔っからこういう偶然に遭遇しやすいタチなんだけど、不思議ですな。
金曜日ぐらいまでは流星が見えやすい見たいだから、覚えていたらぜひ。
(ちなみに昨日は0時過ぎぐらいに、北西の空に見えました)
さて今日は、前にも書いた事があるかもしれないけど、記憶のお話。
酔って記憶を失うメカニズムについて。そう、昨日の携帯の話つながりだ。
本当に前にも同じことを書いたのかどうか確信がないし、
同じ内容を書いていたとしても、そのときとは違う結論になるかもしれないから、
「読んだことあるよ」って思った人ももう一度ぜひ。
人生ってのは螺旋階段みたいなもんだからね。
明るい方に行ったり暗い方に行ったり、同じことをグルグル繰り返してる
だけのように感じたり、似たような失敗を繰り返したり…
でも、例え同じ所をグルグル回ってるように思えても、いつだって前に出した
一歩が踏みしめるのは新しい場所で、気がついてみると前にいた場所よりも
高いところにいる。そんなもんだと思ってるんで。(コレは確実に前に書いたな)
さぁさぁ、前置きはさておき本題。
みんな何かを覚えるときに、すぐ覚えられることもあるし、
何度聞いても忘れちゃうこともあると思うんだけど、どうでしょう?
で、すぐに覚えられることってのには、興味があるかないかってのが
大きく関わってるように感じない?
例えば誕生日を覚えるんだとしても、好きな人のBDならすぐに覚えるのに、
興味のない人のBDはなかなか覚えられなかったり。
興味の他にも個人差で得意な分野があったり、慣れている分野のことだと
すんなり覚えられたりもするけど、それは覚え方のコツを身につけていたり、
すでに自分の中にある似たような記憶と関連付けて覚えたりするからでしょう。
(ちなみに麻生は、人の誕生日を覚えるのがけっこう得意だったりします)
でも今回はもっと原始的な、脳の機能としての記憶のお話。
「何かを覚える」ときにかぎらず、「何かをした」ときの記憶も含めて、
覚えていることと覚えていないことがあるよね。
そういう全ての記憶は2段階で脳に記録されていくらしい。
まず脳の海馬ってところに記憶されて、そのあと大脳に保存されるのだ。
なんでそんな仕組みになってるかっていうと、そうしないとムダなことまで
全部覚えちゃうからだと思う。(たぶん)
「忘れちゃうよりも全部覚えてた方がいいじゃん」って思うかもしれないけど、
実際にはこのシステムの方が優れているんだと思う。
昨日の携帯電話の話に絡めて例えると、出会った人全員とアドレス交換をして、
それをすべてアドレス帳に保存していくってのが全部覚えるっていうこと。
実際に採用されているシステムを同じように例えれば、まずは発信履歴に
相手の番号を残しておいて、必要な相手の番号だったらアドレス帳に
保存しておくっていう感じ。
保存するまでもないっていう相手の番号は、ところてん方式で古いものから
どんどん消えていくわけである。(時間の経過でも消えてくのかな?)
こうしないと、全部保存していったらすぐにメモリがいっぱいになっちゃうし、
メモリが無限にあったとしても、どれが誰のアドレスなのかわからなくなったり、
肝心なときに必要なアドレスをすぐに呼び出せなかったりするだろう。
だから脳もコレと同じことを自動的に行っているわけである。
「海馬」ってところが携帯で言う履歴部分で、一時的に記憶を貯えてて、
その中から自分に必要な情報を大脳に保存しておくわけだ。
で、その「自分に必要な情報」ってのが難しいわけ。
どの情報が必要なのかっていう選定は、自由に選べないからだ。
潜在的にある自分の興味とか、生きていくために必要だと判断された記憶が
自動的に選ばれて保存されていくのである。
あとはもう覚えるまで繰り返し同じ記憶を入力するしかない。
そうなると、歳をとるにつれて記憶力が落ちちゃうってのは、
色んなことに対する興味、言うなれば「好奇心」が弱くなっていくから、
記憶力が落ちてくるってこともあるのかもしれない。
自分の気構えが鈍ってることが、記憶力に現れてるんだとしたら、
ちょっと切ない気分だよね。
俺自身、記憶力が落ちてることを実感してるからさ。
(海馬自体も繊細な器官で、ちょっとしたことで機能が低下するらしいけど)
さぁ、長くなったけどここからやっと酔ったときのお話だ。
泥酔すると記憶をなくしちゃったり、どうやって帰ってきたか覚えてないのに
ちゃんと一人で帰ってきてたりするあの現象。
とくに後半の方は不思議だよね。
酔って帰ってきて、翌朝目を覚ましたときに「家の鍵がない」って
慌てて探したんだけど、いつもどおりの場所にしまってあったりとか。
これのメカニズムが実は↑で書いたシステムに由来している。
深く泥酔すると、海馬から大脳への記憶の伝達をしなくなるらしいのだ。
要するに、その場その場では覚えているし、酔っているなりに正常な判断を
している(または「しようとしている」)けど、それを忘れちゃうのである。
だから鍵の例で言えば、泥酔しててもその場の判断でいつもどおりに
帰ってきて、いつもどおり鍵を閉まって、それから寝ているわけ。
でも、記憶をなくしているから、昨日の自分はまともじゃない状態で
帰ってきたんだと思って慌てて、手近なところに鍵があると思って探すんだけど、
ちゃんといつもどおりの場所にしまってあって驚かされるのである。
で、酔って失った記憶なんだけど、上記の説明のとおり、脳に保存すら
されてないわけだから、いくら思い出そうとしても、思い出せなくて当然。
一旦覚えたことだったら脳に保存されてて、それが消えることは少ないと思う。
じゃ~どうして忘れるかって言ったら、その記憶にたどり着くための経路が
無くなったようなものなのだ。
コレにも例をあげるなら、壁一面に小っちゃな引出しがいっぱいあって、
その中に色んな記憶が入っているとする。
で、しっかり覚えてる記憶には名札が付けてあって、すぐに場所がわかるん
だけど、忘れちゃった記憶の場合はその名札がかすれて読めなくなってて、
探すのに時間がかかっちゃうってだけで、記憶自体はちゃんとどこかの
引き出しに入っているのだ。
酔って失った記憶の場合は、この引出にすらしまわれなかったから、
どんだけ探しても出てこないってわけですよ。
さて、ココまで色んな例え話を交えて、少しでも多くの人にわかりやすく
記憶のメカニズムを解説してきたのは他でもありません。
昨日の携帯番号が誰のかはまだ不明だけど、
思い出せないことを怒らないでね、と。
そういうことを言いたいわけ、麻生は。
ただ、あの番号の持ち主はココの読者じゃないと思うけどね……
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